介護の資格について

介護の資格について

1.介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は介護資格で初級にあたる資格です。

介護に携わる方が、業務する上で最低限の知識・技術とそれを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行うことができる事を示す資格です。
最短1か月という短期間で取得できるので、未経験の方が最初に取ることが多い資格になります。

就職する介護サービスによっては、資格を持っていないと働けない場合もありますが、働きながら取得が出来る
会社もあるため応募する場合には確認をしてみてください。

2.介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位にあたる資格です。

「実務者研修」は、現任ヘルパーが介護福祉士を目指す際に必須の研修となっていますが、これから、介護の職を目指したいと考えている方でも受講することができます。「実務者研修」を修了した方は、各都道府県の判断により、「介護職員初任者研修」の全科目が免除されます。

会社によっては、実務者研修からの取得を支援している会社もあります。

3.ケアマネジャー(介護支援専門員)

介護支援専門員は、「介護保険法」に規定された専門職で、一般にケアマネジャー(略してケアマネ)とも呼ばれる仕事をするのに必須な資格です。

介護支援専門員とは、要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じるとともに、サービス(訪問介護、デイサービスなど)を受けられるようにケアプラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や市町村・サービス事業者・施設等との連絡調整を行う者とされています。
また、要介護者や要支援者の人が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けた者とされています。